株式投資入門にあたりまず基本的なチャートの種類を理解しておく必要があります。最初のうちは何のチャートを見て判断したらいいのかわからないと思います。今から説明する5種類はこれから必要になってくると思いますので株式投資入門としてしっかりマスターしていきましょう。
株式投資入門〜チャート5種類
株式投資入門の際にさしあたり何から見ていけばいいのか?と疑問に思うかと思います。
おおまかな流れを見る際に必要なチャートと普段は意識してなくてもいいチャートがありますがそもそもそれぞれの役割をしっかり理解したうえで活用することが大事です。
それでは株式投資入門で必要なチャートの種類を見ていきましょう。
「月足」チャート(つきあしチャート)
1ヶ月の始値、終値、安値、高値の四本値を1本に表したのが月足チャートです。株式投資入門にあたり基本の土台となります。
これは1年以上の期間で見るときに役に立つことが多いです。おおまかな流れを捉える際は
必須です。そんなにしょっちゅう見る必要はありませんが直近の月足の流れの中で現在の株価はどのあたりにあるかくらいはわかるようにしておくと無難です。また個別株の場合、新しい銘柄を取引する際は月足からまずチェックしておく癖をつけておくといいです。
「週足」チャート(しゅうあしチャート)
月曜日から金曜日までの営業日の始値、終値、安値、高値の四本値をロウソク足1本に表したものが週足チャートです。これも月足チャートと同様に大まかな流れを意識する際に必ず必要になってきます。ただ週ごとにロウソク足が1本完成するので必ず週末には見る癖をつけておいて翌週の売買の際に意識したほうがいいです。というのも週足で引いいたトレンドライン(高値と高値、安値と安値同士を引いたライン)が下値のサポートとして機能したり上値のサポートとして抵抗ラインになったりすることがよくあります。株式投資入門の際から
意識して特に直近の週足の安値や高値はなるべく意識する癖をつけておいたほうが後々も
困らないです。
「日足」チャート(ひあしチャート)
短期から中長期のかたまで多くの方が最も意識するのが日足チャートです。1日の動きの寄り付から大引けまでの間の始値、終値、安値、高値の四本値をロウソク足1本に表したものです。これは毎日見ることになると思うので一番目に触れる機会が多いと思います。できれば
ただ日足チャートを見るだけでなく前日の高値はいくらか安値はいくらかをメモしておいたり線を引いておくといいです。とういうのもデイトレなどをする際にこの日足の高値や安値が一つの節目として効いてくる場合が多々あります。そして多くの投資家はその辺は意識して売買したりしているので注意しておいて意味がないことはないです。
またデイトレ以外の数日間のスイングであっても日足は非常に大事です。
「5分足(あし)」チャート
これは1日の株価の動きを5分毎に刻んだチャートです。日足のながれで見えなかった細かい
動きや流れが見やすくなります。日足で例えば陽線で終わったとしても後場から5分足が下がっていたチャートの場合次の日は下る場合があります。日足がどんな風に動いたのか確認売る際に5分足チャートは見やすいです。またテクニカル指標のMACDなどと組み合わせても
1分足よりわかりやすく見れる特徴があります。
「1分足(いっぷんあし)」チャート
5分足と同様に今度は1分単位でより細かく刻んだチャートです。この1分足チャートは中長期の方やスイングで投資される方にはそこまで必要にならないチャートです。デイトレードやそれよりも細かい数秒か数十秒単位のスキャルピングの場合は絶対に必要になります。
より早い動きを捉えることができますが1分足を見る際はできれば日足で直近の安値高値のラインを予め引いておくとよりいいです。そして値動きとともに板を見る癖をつけておくと
デイトレードの感覚を掴むのが上達しやすいです。
いかがでしたでしょうか?株式投資入門においておさえておいたほうがいい主要なチャートを解説しました。投資の仕方によっては必要のないチャートもあるかと思いますので
ご自身の投資に必要なチャートを選んで活用してみることをオススメします。
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